妊娠がわかってから、肌の調子が良くなる人もいますが、反対にすごく肌荒れしてしまったりニキビが顔中にできてしまう人もいたりします。
妊娠中にニキビが増える原因は何なのでしょうか?
また、妊娠中のニキビの予防や対策についても解説していきます。
Contents
妊娠中にニキビが増える原因
妊娠中にニキビが増えやすい時期としては、妊娠初期(妊娠1ヶ月目〜4ヶ月目)が多いと言われています。
普段できないのに、急に顔中がニキビだらけになって妊娠に気付いた、なんていう人もいるくらいですが、なぜ妊娠するとニキビが増えるんでしょうか?
ホルモンバランスの変化
妊娠すると、非妊娠時と比べてホルモンバランスがガラッと変わってしまうため、にきびができやすいと言われています。
妊娠するとプロゲステロンという女性ホルモンが増えるのですが、このホルモンは皮脂の分泌を促す作用があるので通常時よりも皮脂が増え、毛穴も詰まりやすくなりニキビになってしまうのです。
つわりによる食生活の変化
妊娠初期に多くの妊婦さんが経験するつわりにより、食べられるもの・食べられないものがはっきりとしてしまい、食生活に偏りが生じてしまうことがあります。
この食生活の変化により栄養素のバランスが崩れ、ニキビの原因になってしまうのです。
妊娠による便秘
妊娠すると、それまで快便だった方でも便秘になってしまうことがあります。
これは、子宮が大きくなることによる圧迫や、妊娠により分泌が増えた女性ホルモン(プロゲステロン)が腸のぜん動運動を鈍くさせてしまうために起こるものです。
便秘になると体内に毒素が溜まってしまうので、皮膚にもニキビとして現れやすくなってしまうのです。
妊娠中のニキビへの対策は?
妊娠中にニキビができてしまったら、以下のような事を見直してみてくださいね。
化粧品が肌に合ってるか確認
妊娠中には、妊娠前から使っていた化粧品が肌に合わなくなることが良くあります。
今まで何も感じなかったのに、洗顔後にピリピリする、痒みがある、肌荒れが治らないなどの症状があれば、その化粧品の使用はやめて、敏感肌用の化粧品やオーガニック化粧品などの肌への負担が少ないものに変更してみましょう。
お化粧には要注意
仕事をしている方などは、日常的にお化粧をしていると思いますが、厚化粧は皮膚の毛穴を詰まらせ、ニキビの原因となってしまいます。
できるならば、敏感肌用の化粧品やミネラルファンデーションなどを使うと、肌への負担も軽減されるので化粧品を見直してみてもいいでしょう。
また、メイクに使用するブラシやパフは、定期的に洗って清潔に保つことを心がけてくださいね。
妊娠中のニキビの予防は?
なるべくなら、妊娠中でもニキビを作らずに過ごせたらベストですよね。
妊娠中のニキビの予防策を幾つかピックアップしてみました。
バランスの良い食事を心がける
つわりが辛いと、食べられるものも偏ってしまいがちですが、なるべくバランスの良い食事を心がけることでニキビができるリスクを減らすことができます。
でも食べられない時は無理をせずに、食べられるものを口にして、ニキビ対策はつわりが終わってからと割りきってしまうのも手です。
ニキビを減らしたいからバランスの良い食事をしたいのにできない、というストレスもニキビができる原因になってしまいますので、あまり思いつめず、つわりが終わってからでいいや、と軽い気持ちでいましょうね。
また、妊娠中に安易にサプリなどを摂取するのは良くないので、どうしても気になる場合はかかりつけのお医者さんに相談してみてください。
洗顔は優しく、丁寧に
つわりがしんどいと、ついスキンケアを怠ってしまいがちですが、ニキビを軽減させる・予防するためにも洗顔は欠かさないようにしましょう。
できれば敏感肌用の洗顔料で、泡をたっぷり泡立て、優しく丁寧に洗ってあげてください。
もちろん、洗顔後は保湿もしっかりと。
できることからコツコツと、が大事ですよ^^
たっぷり睡眠を取り、ストレスを溜めない
質の良い睡眠もニキビ予防にはとても大切です。
寝室でアロマを炊いてリラックスしながら就寝するのもとてもオススメ。
ストレスもニキビの大敵ですから、好きな音楽を聞いたり映画を見たり、軽く体を動かしたりして上手にストレス発散してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
妊娠中のニキビは気持ち的にも嫌なものですが、ホルモンバランスの変化が一番の原因なので、「赤ちゃんを授かったのだから体がびっくりして反応してるだけだ」と前向きに捉え、できることをコツコツとしていければ良いですね。